今回の腹部領域トレーニングでは肝臓、胆道、膵臓、腎臓、脾臓、腹部大動脈を対象に腹部超音波健診判定マニュアルに示される手順で観察しました。ハイエンド超音波装置を用いて患者モデルを走査、臨床現場で要求される迅速性も経験することから一連の検査時間を15分~20分と想定して実施しました。検査を進めながら搭載プリンタで所定の臓器を16断面に記録しました。その後に指導講師から良かった点や改善すべき点等のコメントをいただきました。
受講者の感想は大動脈と膵頭部の縦スキャンの重要性や、所見の無い臓器でもきちんと記録を残す事の指摘、長年の間に自分流の手法になってしまっていることの気づきなど貴重な経験が得られた。今後は超音波検査に携わる時間をもっと増やしたいというものでした。
(日時:12月24日、講師:静岡がんセンター南里先生)
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